世界最大になるため、OCLCは知恵を集める
『The Calhoun Report』のカレン・キャルホーン(Karen
Calhoun)さんがOCLCの副社長になるってニュースがありました。コーネル大学図書館の重要なひとだったと思われる(↓下を参照)のですが、実は前の職場に戻るのですね。「世間」がある日本とはちがうことで物事が進むのだろう、と想像しています。おそらくニュースリリースにあるように、OCLCの想定よりも早く、欧米各国の目録が統合されようとしているのでしょう。今年もニュージーランドをスウェーデンなどなど……が加わるようですし。
また『Library
Journal』誌のキャルホーンさんの記事によれば、アリゾナ大学図書館のエレナ・ノーラン(Elaina
Norlin)さんもOCLC
CAPCONへ移るそうです。大学図書館からひとが動きますね。
■カレントアウェアネス-Rの記事はこちら。
■元は「Senior Associate University Librarian for Information Technology and Technical Services at Cornell University Library」でした。
短いですがこちらが本題。またまたOCLCへ、ひとが動きます。『Library Journal』誌に毎月コラムを書いているロイ・テナント(Roy Tennant)さんが、5月半ばに「RLG Programs group」に行くそうです。Vice Presidentに比べると扱いは小さいのですが、業界的には大きいと想像します。
■彼自身によるコメント「Ch-ch-ch-ch-changes」
■『Resourceshelf』にあった公式なお知らせはこちら。
■元は「User Services Architect for the California Digital Library at University of California」です。
余談ですが「カレントアウェアネス-R」は早いときには早いですね。先日も『Catalogablog』が4/19付で新しい目録系ブログを紹介しており、興味深いものだったので購読対象にしたのですが、すぐ記事にしていました。(4/20のこれ)
さらに追記ですが(やっぱり書いておきます)、本当に重大なニュースはWorldcat Localです。この意味は大きい。ベータ版を導入したワシントン大学の説明はこちら。これについてのCA-Rはこちら。