津田良成先生がなくなられました
2012-04-27
2012年4月13日に逝去されました。享年90歳。心からご冥福をおいのりもうしあげます。
愛知淑徳大学での津田良成先生の功績については、『愛知淑徳大学論集 第20号(1995.3刊)』の巻頭にある、当時の学長のことばを引いておきます。
本年は、図書館情報学科の草創、それに続く大学院修士課程の設置、さらには博士課程への昇格という一連の事業に中心的な役割を果たしてこられた津田良成教授が退職をされます。
図書館情報学を本学に根づかせ、育てていただいたご努力に感謝を申し上げます。また、忙しい中でも、真摯なご研究態度と教育に対する真面目な姿勢を保たれ、学生に大きな影響を与えてこられたことに心よりの敬意を表します。これら先生の計り知れない本学への功績を称え、本論集を記念論集といたします。
「巻頭言」全文はこちら。リンク先の「このアイテムのファイル」にある〈見る/開く〉がPDFファイル(27KB)にリンクしています。
津田先生みずからが回顧された文章が『情報の科学と技術(48巻6号 p375-379 1998/6)』にあります。ご紹介します。
「情報と医学図書館と私(連載・INFOSTA談話室 9)」
一年前、2011年の4月には、恩師である山本進先生が天寿を全うされた。先生を知って、大人(たいじん)ということばの意味を知った。
お二人とも、文学部図書館情報学科の一期生が3年次へ進級する春、同時に着任された。昭和62年(1987)である。この大学の図書館情報学教育も、この春で25年、四半世紀が経過した。ここに図書館を学ぶ場があってよかった。少しはプロに近づいたはずだが、先生方をおもうと、まだまだ遠い。
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