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『土佐日記』の完成

2005-01-06

公開されてほぼ1年2か月で『土佐日記:Tosa Blog』が完成した。(2005/1/5  絵文録ことのは)

「このサイトは、日本最古の日記文学である『土佐日記』を、ウェブログのスタイルで表現してみようと思ってやってみたもの」という解説そのままであり、こういうクリエイティブなことに出会えて、うれしい。

FRBRになぞっていうと、平安時代の『土佐日記』という作品(Work;知的所産とか著作とも訳されている)が、このたび、ウェブログという実体形(Manifestation)で新しく登場した、ってことです。こういう出し方、おもしろいと思います。

ただし、100%『土佐日記』ではない。

そこを付け加えると、「紀貫之に関係する資料で日付がはっきりしているものは、土佐日記以外のもの(古今和歌集など)も」含まれている、とのこと。ご留意あれ。(解説=『土佐ブログはじめました』に書いてある。)

これも『土佐日記』を体験するひとつのきっかけ・材料であるし、今はこういうものこそ、きちんと押さえておかなきゃ、図書館が開かれたところなら、ね。

そういえば、英国図書館(British Library)が電子メールの収集・保存に着手したって記事(『カレントアウェアネス-E No.48』)もあったなぁ。Nacsis-CATとか、登録できる?

■類似→一葉blog(まねっこ)

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はじめまして

2003-04-01

図書館のウェブマスターとして、また選書や広報の担当として
サイトを、新聞や雑誌を、みてよんで情報収集をしているなかで
「これは知っておいてもらおう」と思うもの(小ネタ含む)を
図書館の同僚に「お知らせ」していたのですが
ふと、そういうことはどうせなら、試験的にサイト内でやってみようと思って、はじめました。

さて、このごろ引用されているのに気がつくことがあります。ありがとうございます。
プロフィールと、引用の書き方を参考までに追加しました。

●著者について
山田稔(やまだみのる) 司書。文学修士(図書館情報学専攻)。当館職員(部門スタッフ)。
1963年大阪市生まれ、名古屋市育ち。  ※あとこちらにも少し。
●SIST02-2007年版による引用の書き方……『司書の目と耳』のなかの1つの記事を引用する例
山田稔. “ドイツ図書館もMARC21へ”. 司書の目と耳. 2006-02-17. http://www2.aasa.ac.jp/org/lib/j/issues_j/metomimi/metomimi.html#20060217. (参照 2007-04-23)

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