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防災の日に

2003-09-02

火災報知器の取り扱いの説明を聞いた。それで思い出したのが、カレントアウェアネスの記事「E094  セキュリティに関する包括的な手引書が刊行される(英国)」である。『博物館、文書館、図書館におけるセキュリティ(Security in Museums, Archives and Libraries)』と題された182ページのものが、PDFファイル(744KB)で入手できる。目次程度しか読んでいないがよさそうです。

■関連→CA1451(盗難--イギリスにおける)
■関連→CA1453(盗難--日本における)
■関連→CA1479(利用者のうち問題となる人たち)
■関連→S001(水害--チェコにおける)

【追記 2005.5.18】

日本図書館協会からも『こんなときどうするの?:利用者と職員のための図書館の危機安全管理  作成マニュアル』という本が刊行されています。(2004.10刊  ISBN: 4-8204-0426-1  1,500円)協会の危機・安全管理特別検討チーム(図書館経営委員会)にセコム株式会社の方が入って、まとめたもののようです。協会サイトの「出版物」に出ておらず、ネット書店では在庫切れ。現在入手できるのでしょうか。

Categories: セキュリティ, 図書館災害

ICタグ(RFID: Radio Frequency ID)について

2003-05-07

「大ブレークの予感」というITPro(日経)の記事ですが・・・ 

東京国際ブックフェアに行って特徴的だったことのひとつがICタグです。従来の磁気による書店の万引き対策機器のブースも多く、盗難・転売の防止という側面が目につきました。

図書館での利用も当然考えられるわけですが、関連の話題に乏しいのは「今所蔵しているものにも付ける」という大変な作業を現実的でないと考える人が多いからでしょうか。独自にICタグを導入したいくつかの図書館が先進例として紹介される程度です。

ブレークさせたい人のほか、注意を促す意見が多くあります。

■関連→RFID反応リンク集:高木浩光さんの日経デジタルコア記事(リンク切れ:<http://it.nikkei.co.jp/it/njh/njh.cfm?i=20030421s2000s2>)から派生した反応リンク集

■関連→IDによる図書館運用(九州大学・講演用パワーポイントをPDFにしたもの  2.4M)

■関連→RFIDタグで図書館業務を自動化 (Wired News 2002.5.22)

Categories: RFID (ICタグ), セキュリティ, プライバシー