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「著作権の現状」の背景にあること

2004-02-17

南亮一さんの“著作権をめぐる最近の動向”という文章が『薬学図書館 vol.49, no.1(2004)』に載っています。冷静に事態の推移が述べられていますが、南さんの危機感は次のような「いささか過激かと思われる表現」を使うほどです。

「著作権保護という美名のもとで」とか、

「(引用者補足:図書館の)現場で問題となっているコピーサービスについては一切取り上げられなかった」とか、

「当事者の合意すらなかった」とか、

「案は、完全に葬り去られる」とか、

「出版業界・映画業界をはじめとする権利者側の意向のみが反映されかねない(引用者補足:知的財産戦略本部の)構成」とか、

「著作権課長の図書館に対する無理解が原因ではないか」とか・・・

是非一読を。

■関連→日本薬学図書館協議会(最新号の情報はまだ→【目次があるので本文中にリンクしました。追記2005.7.13】)

Categories: 著作権

図書館で借りた本、著者への著作権料は【毎日新聞・日本のスイッチ】

2003-04-03

ちょっと前、2003年3月24日付朝刊「日本のスイッチ」にこの質問が載りました。「支払うべきだ28%、必要ない72%」でした。「作家・猪瀬直樹さんの質問」でしたから、猪瀬氏は「国が基金を作り、そこから著作権料を払う制度を提案したい」とコメントしていました。

■関連→こちらがiモードの入り口。(パソコンでは見られないか)
■関連→『日本のスイッチ』当館に入りました。【追記2005.7.15】

Categories: 公立図書館, 著作権