新聞のデータベース:読売新聞
この春、新聞のデータベースが充実しました。ルールを守って、お使いください。学内LANからのみ接続します。
読売新聞 ヨミダス歴史館
新規導入 1874(明治7)年の創刊号から最新号まで1,000万件以上の記事が検索・閲覧可能です。 同時アクセスは、 4です。
読売新聞記事:1986(昭和61)年以降
- 記事の全文を収録。最近の記事は、切り抜きイメージを見ることができます。収録範囲は下注1。
明治・大正・昭和 読売新聞紙面:1874(明治7)年~1989(平成元)年
- 紙面イメージを収録。検索のため、記事ごとに、見出しとキーワードを付いています。注2も参照。
英字新聞「The Daily Yomiuri」: 1989(平成元年)から検索できます。収録範囲は下注1。
人物データベース:現代のキーパーソン、約26,000人を収録。業績や肩書など記載内容は、随時更新。
辞書検索:三省堂の「大辞林・第二版」「エクシード英和辞典」「エクシード和英辞典」と、「イミダス(集英社)」が利用できます。
注1 収録記事範囲 ※外部執筆者など二次利用の許諾がないものは採録対象外
読売新聞本版
- 1986年 9月~ 東京本社ニュース面(一~四面、外電面、経済面、スポーツ面、社会面)
- 1986年11月~ 生活・解説・気流面(東京本社)
- 1987年 1月~ 東京本社発行紙面
- 1990年11月~ 大阪本社発行紙面、西部本社一面・社会面、中部本社一面・社会面
- 1997年 5月~ 西部本社発行紙面
- 1999年10月~ 中部本社発行紙面
地域版
- 1986年12月~ 東京(都民版)
- 1997年 5月~ 大阪
- 1998年10月~ 神奈川、千葉、埼玉、兵庫、京都、福岡
- 1999年 1月~ 東京(多摩版)、群馬、茨城
- 1999年 3月~ 栃木、山梨、長野、山口、熊本
- 1999年 4月~ 和歌山、奈良
- 1999年 5月~ 滋賀、福井、広島
- 1999年 6月~ 岡山、島根、愛媛、香川
- 1999年 7月~ 大分
- 1999年 9月~ 新潟、福島、宮城、青森、徳島
- 1999年10月~ 愛知、岐阜、三重、鳥取、高知、鹿児島
- 2000年 3月~ 静岡、山形
- 2000年12月~ 長崎
- 2001年 2月~ 佐賀、宮崎
- 2001年 3月~ 北海道、岩手、秋田、富山、石川
THE DAILY YOMIURI
- 1989年 9月~ 「Editorial」などの論説・コラムを中心に、海外からの関心が高い記事、日本の現状理解に寄与する記事を選択的に蓄積。
- 1992年 6月~ 原則全記事を採録。一部「TV Program」「TOKYO Stock」などを除く。
注2 明治・大正・昭和の紙面について
おことわり
紙面データベース「明治・大正・昭和」で使用したタイトルとキーワードの一部には、基本的人権や差別にかかわる問題などから、現在の新聞では使われない「不適切な用語・表現」があります。それらは基本的に、記事検索のうえで必要であったり、または別の表現への言い換えが困難であったりする「歴史的用語・表現」として、当時の新聞の表記にそって記載したものです。
ただ、歴史的な用語・表現であっても、使い方、引用の仕方によっては、現代においても人権を侵害したり、差別を助長したりする
場合があることは言うまでもありません。
この点を考慮し、本データベース作成にあたっては、原則として以下の基準で用語・表現を採録しました。
- タイトルについては、掲載当時の法律名や条約名、当時の政府の決めた正式な事件名称や新聞でたびたび使われた一般的な呼称、小説や寄稿の題名、他の用語や表現では意味やニュアンスの伝わりにくい歴史的用語などは、当時の新聞の見出しを原文通りに使い、それ以外のケースではできるだけ現在の新聞で使われている用語・表現を使うよう努める。
- データベースの利用目的の一つとして、たとえば差別の歴史や実態を当時の新聞紙面を通して調べる場合は、差別語など「不適切な用語・表現」そのものが記事検索上、必要になる。この点を考慮し、タイトルで用語・表現を言い換えた場合、キーワードには当時の新聞に記載されたままの用語・表現も収録する。
このほか、本データベースには、事件、犯罪などに関する記事が多数収録されています。遠い過去の事件であっても、実名などの個人情報を著作などで新たに公表すると、名誉棄損やプライバシー侵害となることがあり、データ利用には慎重な配慮が求められます。本データベース利用者各位におかれましては、以上の趣旨をご理解いただき、論文・著作その他での記事やタイトル引用に際しては、その扱いに十分注意・配慮されるとともに、引用者の責任を明記されるようお願いします。
収録紙面
■休刊日・欠号
「明治・大正・昭和」では、年月日を指定して紙面を検索できますが、日付を指定しても紙面が出ないことがあります。また、紙面イメージの中には、ゆがみや欠損などで読みづらい部分もあります。以下に該当する場合は、紙面が表示できません。
- 休刊日
- 欠号(新聞の保存状態が悪く、画像化できなかったもの)
- 新聞発行が隔日刊(1日おき)だった創刊からの半年間(1874年11月から1875年4月まで)の休刊日
- 関東大震災で新聞発行ができなかった10日間(1923年9月2日から11日まで)
- 第2次読売争議による発行停止期間(1946年7月13日から同16日まで)
■第二夕刊
日中戦争速報のため、1937年8月16日から1939年12月7日まで、8ページ夕刊を各4ページに二分割し「第一夕刊」「第二夕刊」として発行しています。(日付は翌日になっています)
1959年4月10日、同年6月3日にも第二夕刊を発行しています。また、1950年8月1日は、夕刊の日付改訂(翌日付から当日付)が行われた関係で、2通りの夕刊が存在します。例外的に当日付を第二夕刊として処理しています。
■その他
読売新聞社は、1945(昭和20)年5月25日夜の空襲により社屋が焼失。各新聞社間の相互援助協約に基づき、27日付は朝日新聞の紙面に題号を「共同新聞」と付して発行、28日付から30日付までは同じく朝日新聞の紙面に題号を「読売報知」と付して発行しました。
明治時代は1912(明治45)年7月30日までですが、本紙は同31日まで「明治」の年号で発行しています。
次の期間では、夕刊の日付は発行翌日になっています。
- 1926年1月10日~1943年10月9日
- 1949年11月26日~1950年7月31日
タイトル・キーワードの表記
原則として常用漢字、人名用漢字、新字体を使いました。
- 山縣有朋→山県有朋
- 坂本龍馬→坂本竜馬
- 澁澤榮一→渋沢栄一
ただし、当時の新聞の慣用句や歴史的用語、固有名詞、文学作品の題名などで言い換えればニュアンスの伝わりにくい場合は、一部に表外字や当時の用語・表記を使用・併用しました。
- 諮詢・諮問
- 廓・遊郭
- 紀事・記事
- 彙報・雑報
また、表外字を使う場合は、原則として正字を使い、俗字・異体字の使用は避けました。
- 桧→檜
- 祢→禰
- 熈→煕
現代仮名遣いを原則としましたが、文学作品や寄稿文の題名、固有名詞などは一部、当時の表記を使用した場合もあります。
- 恋のやまひ=恋の病、
- かえふ=かよう=夏葉
- らいてふ=らいちょう=雷鳥
中国や韓国、北朝鮮の地名や、人名などでJISコード第1、第2水準にない漢字は、片仮名で表記しました。
- 浙カン線
- 馬場エイ一内相
- トウ小平
このうち、韓国、北朝鮮については、当地の言語による音読みを片仮名で表記するよう努めました。
- 尹フ善=ユン・ボソン
外国の地名、人名、外来語の片仮名表記は、原則として現在の表記に準拠しました。ただ、1945(昭和20)年の終戦以前の新聞表記は統一性がなく、不一致が多いため、タイトルの一部に不統一も生じましたが、重要なものはキーワード、辞書で補足しました。
- ローズベルト→ルーズベルト
- 墺→オーストリア
- 桑港→サンフランシスコ
- モスコー→モスクワ
また、外国語の原音の「V」音は、「ヴ」は使わず、「バビブベボ」を使用することを原則としました。「ヰ」「ヱ」「ヲ」「ヂ」「ヅ」は、特定商品名(○○ラヂヲ)、人名などを除いて「イ」「エ」「オ」「ジ」「ズ」と表記しました。このほか、「フイルム」「ケチヤツプ」など、広告の商品名の中で拗音、促音の表記を紙面の表記通り、大きくしたものもあります。
記事分類
記事分類は原則として現在の読売新聞データベースに準拠しました。ただし、国際記事の地域分類は、国境変更、分離・独立、国名の変化などに伴い、記事掲載当時と現在で異なる場合は、基本的には当時の国境に基づいて判断しました。
Categories: コレクション