日本十進分類法 NDC

1.日本十進分類法

日本十進分類法は標準的な分類法として国立国会図書館を始め、日本で一番利用されている分類法です。当館では和図書・洋図書共通に使用されています。

2.NDCの仕組み

NDCは主題を数字の十進で分割し、表現する方法で資料の主題内容を分類記号で表す分類法です。
たとえば、0で始まるものは「総記」、1で始まるものは「哲学・心理学関係」、2で始まるものは「歴史」、3は「社会科学関係」、4は「自然科学」、5は「技術・工業」、6は「産業」、7は「芸術・美術」、8は「言語」、9は「文学」のように数字の持つ「意味」があらかじめ定められています。
それぞれの分野の中では、主題を大概念→中間概念→小概念→核概念とより細かく記号を付与できるようになっています。
たとえば、

自然科学 4

自然科学 40

↓          

数学  41    

↓          

代数学 411  

↓          

算術  411.1

3.当館でのNDCの利用

図書の背ラベルの一番上の段に記載されている数字が「分類記号」です。どの程度詳細な分類記号を付与するのかはそれぞれの図書館で決めて採用することが前提になっています。
当館では、分野によって異なりますが、3桁から5桁の分類記号が標準的に利用されています。

4.NDCの見方

現在は『日本十進分類法・9版』を使用しています。2冊組で『本表編』と『相関索引・一般補助表編』からなります。自分の探したい資料の分類記号が何にあたるのか。ある程度わかる場合は直接「本表編」を見ることも可能ですが、まずは相関索引で「索引語」から引いて見ることをお勧めします。

●相関索引を利用しましょう

相関索引は主題(分類項目)を五十音・アルファベット・数字の順に配列し、分類記号を対応させた索引です。相関索引を利用することによって、より迅速に分類記号を把握することができます。
たとえば、「カウンセリング」という索引語からは、

  • 「教育心理学」で使用されている分類記号 →  371.43
  • 「経営管理」で使用されている分類記号 →  336.4
  • 「心理学」一般で使われている分類記号 →  146.8

の3種類の分類記号があることがわかります。
さらに、相関索引は本表編に示されている用語だけではなく、同義語や類義語、本表に掲載されていない用語についても必要に応じて採録しているので、それらの言葉からも分類記号を探し出すことができるので便利です。

5.OPAC検索での注意事項

NDCで検索した分類記号をOPACの検索画面の「請求記号」の欄に入力します
このとき小数点以下に記号のあるものは、小数点を省きます。たとえば911.1(日本文学の和歌・短歌)を検索するときには9111と入力します(小数点を入力しないのは、現在の図書館システムの問題です)。
本館では、分野によっては3桁以上付与されていないものもあります。

日本十進分類法 / もり・きよし原編.-- 新訂9版 / 日本図書館協会分類委員会改訂.-- 東京 : 日本図書館協会, 1995.
01445/MO45/ウ1 (レファ[和]/長)館内利用のみ
01445/MO45/ウ1C (書庫A/長)
014/MO45-1/イ1D (B1/星)