図書館将来計画懇話会

概要

2011年度に活動した図書館将来計画懇話会は、当時の久保朝孝図書館長(文学部)の私的諮問機関である。設置目的は、機能拡大充実および運営の円滑化に向け、現状にとらわれない理想像の青写真を作成、将来ありうる図書館の本格的大改修に備えるためとした。


経過

2011年6月21日 館長主催による設置説明会(第0回)

図書館長より設置の目的の説明があった。座長を選出し、検討の期間と計画の大枠を決めた。

2011年7月19日 第1回「議論の進め方」

フリートークから、いくつもの重要な発言(指摘や示唆)が交わされた。ただし議論がまとまらなくなる兆候がみられた。

  • 資料:図書館より パンフレット、広報誌、統計等の基本情報

2011年9月20日 第2回「大学図書館の本旨」

概要:本学大学図書館に求める機能または使命について意見交換を行いたい。その際、委員の携わる分野の研究における利用特性や学部の教育方針に照らし、必要な機能、最も大事にしたい点等を考察する。

  • 資料
    図書館より「学生・院生の貸出からの分析(2010年度)」
    大塚委員より「「大学図書館に期待される機能は何か」に関する一考察」

ビジネス学部、人間情報学部、心理学部、健康医療学部、メディアプロデュース・国文学、それぞれで行っている教育と図書館との関わりについて意見を交換した。
その中で、とくに「基礎教育(リメディアル教育)の強化の必要性と図書館」という点に関心を集まった。一方で、従来どおりの授業の補助教材提供、卒業研究における利用、院生・教員の利用についても言及・議論がなされた。

2011年10月18日 第3回「教育段階ごとに図書館に求めるもの」

概要:これまでの議論において、従来型の講義・演習および卒業研究における利用に加え、基礎教育の強化が急務であるという大学教育の状況に対する指摘が見られた。そこで、利用目的を教育段階ごとに分け、それぞれの段階で求められる図書館機能について整理し、今後、ラーニングコモンズの概念の導入を含む図書館の将来像検討作業に資することを企図する。

・資料 村主座長より「作業台(ワークシート)」

「図書館の教育への関与」またはその強化の必要性に対する強調・関心の集中が見られた。このほかのコンセプト(論点)として、「学生の居場所」「職員/人材の問題」、運用レベルで「実態調査・意識調査の必要性」があがった。

2011年11月29日 第4回

最終報告書の作成へ向けて、議論を深めた。

  • 資料
    伊藤委員より「私なりの現状理解 提案(9月20日の発言の補足、まとめ)」
    村主座長より「経緯、最重要の示唆、今後(提案、今後の進行);議論の領域区分(利用目的別)」

2012年1月17日 第5回「最終報告書の検討」

大塚委員作成による草稿をもとに討議を行ない、最終報告書の内容を決定した。電子メールによって文面等の修正を進め、2月中に提出するという計画を策定した。

2012年2月29日 報告書を図書館長へ提出

座長である村主朋英教授から、久保朝孝図書館長へ報告書と参考資料が提出された。同時に電子ファイル(CD-ROM)も提出された。


報告書

『図書館将来計画懇話会 報告書〈公開版〉』PDF 621KB

『参考資料〈公開版〉』PDF 2.4MB

参加者

座長

委員

このページについて

このページは、委員の山田稔(図書館司書)が発言記録等をもとに、編集した。記録は膨大であり、適宜、追加修正を加える。(2012.3.30記)