基本件名標目表 BSH

1.和図書に使われている基本件名標目表

日本には標準的な件名標目表として、「基本件名標目表、BSH : Basic Subject Headings」と「国立国会図書館件名標目表、NDLSH : National Diet Library Subject Headings」とがあります。当館では「国立国会図書館件名標目表」とともに「基本件名標目表」をもとにOPACの目録データを作成しています。

2.基本件名標目の仕組み  

基本件名標目表には主題を表す言葉として「標目」、標目で表している主題を細かく限定したり、表現したりする「標目+細目」や「標目+かっこ書きを伴ったもの」の3種類の形があります。 

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標目 日本文学
心理学
建築
標目+細目 日本文学―作家
教育―歴史
標目+かっこ書きを伴ったもの 入学試験(大学)
環境(地理学)

3.OPACで検索するとき

OPACで検索するときは、「言葉」と「言葉」の間に1スペースずついれてください。カッコやハイフンは省略します。
細目には資料の形態を表す言葉もありますので、それらも活用すると便利です。
たとえば、「辞典」(事典も辞典と表現しています)や「索引」がそうです(心理学の辞典を探したいときは、「心理学」スペース「辞典」と入力します。詳しくはBSHの「一般細目」p.859を参考にしましょう)。
注意する点は固有名詞です。件名標目表には固有名詞(人名、団体名、地名等)は記載されていませんので、具体的な人物や団体等について探す場合にはそれらの名称で検索してください。

4.基本件名標目表 第4版の見方

件名標目は50音順に記載されています。このとき、同じ標目で始まるものは「標目」、「標目+細目」、「標目+括弧書」の順に記載されています。
太字で書かれているものが正式な件名標目です。

記載順の例

戯曲
戯曲―戯曲集
戯曲(アメリカ)

細字で書かれているのが参照語です。参照語(件名標目として採用されていないもの)の後の「→」は正式な件名標目を示しています。

件名標目の横にある丸数字(表では(8))はその標目を表している日本十進分類法(NDC)の分類記号です。丸数字で8とついているものはNDC8版によるもので、9は9版のものです。

参照語の例

競技→スポーツ
教授法→学習指導
アイディア→創造性

NDCの分類記号の例

小説(ロシア)(8) 983 (9) 983

5.基本件名標目表の記号の意味

各件名標目の下に、以下のような記号の後、関連する件名が示されています。

UF→件名標目として採用されていないもの
TT→件名標目に関連する一番上位の概念を表している件名標目
BT→件名標目の上位概念を表している件名標目
NT→件名標目の下位概念を表している件名標目
RT→件名標目に関連のあるその他の件名標目
SA→上記件名標目以外で参考にすると有用だと思われるものがある場合、その旨指示がある。

6.基本件名標目表を見る手順

自分の探したいテーマを言葉にしてみる。その言葉を50音を追って探す。太字のものが件名標目なので、それを手がかりにOPACを検索する。
その際、標目の下に示されている関連件名標目や上位・下位概念を表す件名標目も参考にしてOPAC検索の手ががりにする。自分の探したいテーマの言葉が件名標目表で細字で記されている場合は、「→」後の正式な件名標目を参考にする。その後は上記の手順と同じ。困ったときは司書に聞いてください。