電子リソース
ディスカバリーサービス
ディスカバリーサービスとは
一つの検索窓から、図書・雑誌から、デジタルコレクションまでを検索します。
結果は、利用しやすさや関連度の順に表示され、目的に応じて絞り込んでゆくことができます。
唯一の世界的な図書館総合目録データベースである「WorldCat」を利用するとともに、主要なコンテンツプロバイダ(データベース等の提供元)の電子リソース(情報資源、資料)についてもフルテキスト(全文;論文そのもの)へのリンクも提供します。
「WorldCat」には日本の国立国会図書館をはじめ、世界の国立図書館の所蔵が登録されています。英語圏(アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド)、ヨーロッパ(フランス、ドイツ、スペイン、スイス、オランダ、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイスランド、リトアニア、チェコ、スロベニア、セルビア)、アジア(中国、韓国、台湾、シンガポール、トルコ、イスラエル、イラク)、中南米とアフリカ(メキシコ、チリ、ジャマイカ、バルバドス、南アフリカ)です。
このほか北米と中心とする大学図書館、研究図書館、公立図書館の書誌レコードを収録しています。
利用上の注意
このサービスは、3億件の書誌レコード、12億件以上の雑誌記事などを2000種以上のデータベース等から収集し、さまざまなタイプのレコードを搭載しているため、重複データの処置等バージョンアップをくりかえしています。
当館が所蔵しているコレクション(図書、雑誌、視聴覚など)については、つぎのような登録状況です。
- 2024年6月中旬までにOPACで公開している資料のうち、88.4%を格納。(前回より3.9%増)
当館の契約データベースにあるコンテンツを検索しても十分な結果が得られない場合があり、調整を続けています。
また、英語圏の図書館サービスを基盤とするため、日本語コンテンツの対応は十分ではありません。
学術検索なら、Googleよりベター
当館が契約している「すべてのデータベース」が、一括して検索できるわけではありません。
しかし、学術的な情報検索について検索するのであれば、学術データベースの集合であるWorldCat Discovery Servicesを利用する方が、グーグルよりベターな場合が多いです。
- どんな情報があるか、とにかく早く調べたい
- データベースの数が多くて、どれを選んで良いかわからない
- 図書館が契約している電子コンテンツから全文が読める資料を探したい
情報の発見を支援するサービスとして、今までにない体験をすることができるでしょう。
前述のことから、網羅的な文献収集、悉皆調査には向かないことに留意ください。
すべての当館の所蔵コレクションを搭載して、OPACの代替とする構想から、進化・発展するサービスとして、取り組んでいます。