ダブリンコア Dublin Core.

このパスファインダーは、ダブリンコアについて調べるときの、最初の「みちしるべ」として利用できます。

ダブリンコアとは

メタデータの記述フォーマットのひとつ。

関連情報

関連キーワード

  • DC Dublin Core Metadata Element Set (DCMES)
  • Dublin Core Metadata Initiative (DCMI)
  • Interoperability

参考資料

  • SISTハンドブック2008による参考文献の書き方: SIST02, SIST02suppl.

関連パスファインダー

  • 目録・目録法

パスファインダーには、図書館の資料、インターネット上で提供されている文献、データベース、出版情報やリンクなど、選りすぐりの資料や情報資源が掲載されています。

もちろん必要な部分だけを参考にするのもよいですし、これら以外にも情報資源(リソース)はたくさんありますから、図書館員にお尋ねください。

I.下調べ(事前調査)

どんなテーマでも初めて調べる時は、まず「そのテーマ(内容)は何か」を知る必要があります。百科事典や主題別専門事典などを調べて、基本的な知識をおさえ、テーマの概略をつかみましょう。
それと並行して、「II. 情報集め(文献調査)」に使うキーワード(検索語の候補)のリストを作ります。できれば引用・参考文献もチェックします。

A. 百科事典・時事用語辞典

Wikipedia : the free encyclopedia. (http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page)

「Dublin Core」の項目では、概要と基本要素の説明がある。本文中のリンクとして「Resource Description Framework」「XML」「metadata」「Dublin, Ohio」「United States」、関連する項目に「Interoperability」「Open Archives Initiative」「Semantic Web」などがある。参考情報資源としてDCMIトップページのほか『Dublin Core Metadata Initiative Publishes DCMI Abstract Model』『DCMI Metadata Terms』へのリンクあり。(2005年10月3日現在)

B. 主題別用語辞典・ハンドブック

International encyclopedia of information and library science. 2003.

「DUBLIN CORE」 -- 150〜151ページ。「ELECTRONIC JOURNAL RESOURCES」と「ELECTRONIC PUBLIC INFORMATION SERVICES」内にダブリンコアについての記述が、「METADATA」にはDCMESについての記述がある。"Further reading" はDCMIのホームページ。索引あり。BIB

OPACレファレンス[洋]/長 > 010/I574/アCiNii

Understanding metadata. c2004. (http://www.niso.org/standards/resources/UnderstandingMetadata.pdf)

ダブリンコアに関する解説は3ページにあり。National Information Standards Organization (NISO) がウェブ上で提供する無料のオンラインブック。入門書的構成になっており、メタデータとは何か、何のために構築するのかなどの基本的な説明から、実際の運用例、将来像などの概観を理解することができる。巻末にはさらにメタデータを知るためのおすすめ文献リストとメタデータに関する用語集がある。
※ファイルがPDF形式のため、利用にはAdobe Readerが必要

C. 代表的なサイト・会議録

ダブリンコアをはじめとするメタデータの理解を深めるためには「目録」「資料組織」についても学ぶとよいでしょう。

Dublin Core Metadata Initiative (DCMI). (http://dublincore.org/)

Dublin Core Metadata Initiative (DCMI) のホームページ。ダブリンコアに関するおおもとの情報はすべてこのサイト内に掲載されている。記述のルールや会議録、用語集もあり。※ファイルがPDF形式のため、利用にはAdobe Readerが必要

Proceedings of the International conference on Dublin Core and metadata applications 2001 : DC-2001 : Dublin Core and metadata applications 2001. c2001.

2001年に東京で開かれた、ダブリンコア国際会議の会議録。毎年テーマと会場を変えて開催されている。
会議録の目次は、国立国会図書館リサーチ・ナビより確認できる。

D. 雑誌

雑誌は最新の情報を知るために有益な情報資源です。雑誌内の掲載内容や掲載号などの書誌事項は、「II. 情報集め」の「B. レファレンス資料を探す」で紹介している索引誌や索引データベースを利用して調べます。学術雑誌の最新号は新刊雑誌室(星が丘分館は新刊雑誌コーナー)、バックナンバーはバックナンバー室(星が丘分館は地下2階のバックナンバーコーナー)に所蔵しています。

カレントアウェアネス. (http://current.ndl.go.jp/ca)

図書館及び図書館情報学における、国内外の近年の動向及びトピックスを解説する情報誌(カレントアウェアネスのページより)。
最新号はPDF形式で、 1996年分以降のバックナンバーはHTML形式で公開している。それ以前の収録分は紙媒体のみの公開。このパスファインダーで紹介している索引データベース『MAGAZINEPLUS』で収録記事の検索ができる。
※長久手本館で118号(1989)より最新号までの紙媒体をすべて所蔵。 CiNii

情報の科学と技術.

月刊。『特集 メタデータ』 -- 41巻1号 (1999)、『特集 メタデータ Part-2』 -- 51巻8号 (2001)
情報科学技術学会による情報科学・情報技術・情報管理関連の最新動向・論文を紹介している。このパスファインダーで紹介している索引データベース『MAGAZINEPLUS』で収録記事の検索ができる。

OPACバックナンバー室/長 | B2雑誌/星CiNii

Cataloging and classification quarterly.

作成

季刊。目録と分類分野での理論・応用に関する論文を収録。近年はメタデータに関する論文を多く掲載している。

次の方法で閲覧できる。

ア.冊子体を閲覧する

[所在]バックナンバー室/長 > C || 星 > 所蔵なし
[NCID]AA10621214
CiNii

イ.『LISTA with full text [ Library, Information Science & Technology Abstracts ]』を閲覧する
アクセス方法
  • 利用している端末によって、「学内から」「学外から」ボタンを選択
  • 学内から・・・図書館のデータベースPC、本学の全学Wi-Fiへ接続したデバイス、情報教育センターのPCなど、学内LAN接続の端末
  • 学外から・・・学内食堂のWi-Fiへ接続したデバイス、自宅パソコン、スマートフォンなど、学内LAN未接続の端末
 
検索方法

1つ目の検索窓のプルダウンから、「SO Publication name」を選択し、「Cataloging and classification quarterly」と入力。2つ目の検索窓のプルダウンから、「SU サブジェクト語」を
「dublin core」と入力して検索すると、11件ヒットする。(2023年7月現在)。

ウ.電子ジャーナルを閲覧する

「長久手キャンパスのみ」利用できます。利用希望の方はレファレンスデスクへお問合わせください。

E. 記述マニュアル・ユーザーガイド・テンプレート

ダブリンコアを理解し、データベースに登録するための補助ツール類です。

Using Dublin Core.

Dublin Core Metadata Inisitiative (DCMI) のサイト内にある、メタデータに関する総説からDublin Coreの記述作成ガイドをまとめたページ。

Minnesota metadata guidelines for Dublin Core metadata.

Bridges : Minnesota's environmental information access in Minnesota提供。画面左側のメニューにある "Training Guide toMinnesota webmetadata(PDF)"では、メタデータおよびダブリンコアの概説からはじまり、HTMLでのダブリンコアを用いた記述について、各要素別にTagGenでの記述画面例を交えながら解説している。用語集あり。
※一部のページはPDF形式のため、利用にはAdobe Readerが必要

Bibliographic formats and standards.

OCLC Connexionに登録できるすべての情報資源の組織化に対応する目録マニュアル。OCLC Connexionではメタデータの記述にMARCとダブリンコアを採用している。現在は3版が最新版。(2009年10月13日現在)

Dublin Core metadata template.

The Nordic Metadata Project作成のダブリンコア記述形式によるメタデータ作成テンプレート。各要素に必要事項を入力したのち、ページ下部 "Return metadata" のボタンを "For preview" の設定のままクリックすると記述したメタデータがテキストで表示される。

DC-dot : Dublin Core metadata editor.

UKOLIN提供のメタデータ自動生成ツール。記述したいサイトのURLを入力して "Submit" のボタンをクリックすると、基本の15要素 (Simple Dublin Core) にHTMLソースから抜き出された情報が自動的に入る。手作業による編集も可能。

パスファインダー・LCSH・メタデータの理論と実践 : 図書館員のための主題検索ツール作成ガイド. 2005.

当館でのメタデータ作成作業において、OCLC ConnexionとNIIメタデータ・データベース(2008年3月に終了した)(どちらもダブリンコアを採用)上で記述するための解説が、第4章の4.6.3から4.7.1にあり。「表4-8 愛知淑徳大学図書館メタデータ記述ガイドライン」ではDCとMARCを対応させ、当館でのメタデータ作成基準を紹介している。
巻末に「付録 NIIメタデータ作成テンプレート」あり。

OPAC書庫A/長 > 0152/KA76/ | B1/星 > 0152/KA7CiNii

 

II. 情報集め(文献調査)

おおよその内容が理解できたら、次は「I. 下調べ(事前調査)」で収集したキーワードを検索語として、関連文献を探します。まずは、身近にある図書館からはじめましょう。

各情報資源の解説には、検索語の例を示しました。ヒットした結果が多すぎる(少なすぎる)場合や目的にあった文献がヒットしない場合などは、複数の検索語を組み合わせる・検索語を変更する・絞込み等の条件指定を行うなど、検索方法を変えてみるとよいでしょう。
各情報資源の詳しい使い方や、当館に所蔵がない文献の入手方法は、レファレンスデスクで案内しています。

A. 愛知淑徳大学図書館の資料を探す

OPACの「詳細検索」の項目を上手に使って調べましょう。とくに「件名」はテーマに絞って資料を探すための便利な項目です。目録は、本学図書館の図書や雑誌、視聴覚資料などを探すための必須の道具です。※図書館の目録を「OPAC(オーパック)」と呼びます。

愛知淑徳大学図書館OPAC.

詳細検索で、〈件名〉に「Dublin Core」と入力して検索すると図書2件、「Metadata」では19件がヒットする。
〈キーワード〉に「Dublin Core」と入力して検索すると図書4件、「Metadata」では26件、「メタデータ」では12件、「ダブリンコア」ではヒットなし。(2016年7月8日現在)

B. レファレンス資料(書誌、索引、抄録、 データベース)を利用して探す

レファレンス資料は研究に必要な情報を広範囲にわたって調べるための必須の道具です。

1. 国内で出版された文献を探す

MagazinePlus 学内

一般誌から専門誌、大学紀要、海外誌紙まで収録した日本最大規模のデータベースです。国立国会図書館(NDL)の「雑誌記事索引」ファイルを収録するほか、「雑誌記事索引」ではカバーしきれない年報類・論文集(14,000点・61万論文)や、一般誌などを追加。合計で約30,000誌、1,094万件(論文・記事)を収録しています。(日外アソシエーツMagazinePlusのページから)

検索は主に〈全文検索〉で行う。「ダブリンコア」で検索すると34件、「dublin core」では80件がヒットする。(2016年7月8日現在)

2. 国外で出版された文献を探す

Library, Information Science & Technology Abstracts with Full Text. (LISTA) 学内

図書館情報学分野のデータベース。"詳細検索" 画面で〈SU サブジェクトの用語〉に指定する。「Dublin core」では199件のヒット。(2016年7月8日現在)

C. ほかの図書館の資料を探す

CiNii Books. (https://ci.nii.ac.jp/books/)

NIIが提供する学術図書館(主に大学図書館)の所蔵を検索できる、総合目録のウェブサイト。雑誌の検索時には所蔵館の所蔵号数表示に注意。〈タイトル・ワード〉に "Dublin Core" と入力して検索すると10件、〈件名〉では5件のヒット。(2013年1月29日現在)

 

III. そのほかの有用なサイトやリンク

Dublin Core (ダブリン・コア) : 書誌情報メタデータの共通語彙. (http://www.kanzaki.com/docs/sw/dublin-core.html#serialize)

神崎正英氏作成 "The Web Kanzaki" 内のページ。HTML/RDFによる表現方法や修飾子の記述について解説している。

(20051003;20091013、20230728 一部改)