人工知能 Artificial Intelligence

このパスファインダーは、人工知能(AI = Artificial Intelligence)について調べるときの、最初の「みちしるべ」として利用できます。

人工知能(Artificial Intelligence)とは

人間にみられる種々の知的機能をコンピューターを使い機械的に実現しようとする試みをいう。また人工知能を、知的機能をもった機械を工学的に実現するために行う知能のモデル化の研究ということもできる。(『世界大百科事典』改訂新版より)

ファセットの解説

人工知能の全体像をつかむには、主要な構成要素を把握することが近道です。
次の6つのファセット(側面)が、この近道のガイド(標識)となります。
調べたいことがファセットにあてはまる場合は、アイコンを順に追って情報資源にあたりましょう。

  1. 理論 理論体系、数理モデルなど
  2. 歴史 1940年代からの研究の潮流
  3. 方法論 知識表現、推論、学習など
  4. 応用 ロボティクス、自然言語処理、機械翻訳、コンサルテーションシステムなど
  5. 社会 経済、産業、教育、医療、軍事等との関連
  6. 情報源 目録、索引、ブックガイド、ウェブサイト
関連キーワード
  • パターン認識
  • エキスパートシステム
  • ニューラルネットワーク
  • ロボティクス
  • 機械学習
  • 深層学習
  • 知識工学
  • 自然言語処理

パスファインダーには、図書館の資料、インターネット上で提供されている文献、データベース、出版情報やリンクなど、選りすぐりの資料や情報資源が掲載されています。

調査の段階に沿って、図書館の所蔵資料やインターネット上で提供される文献、データベース、出版情報、リンクなど多種多様な情報資源を紹介しています。関連するトピックを調べるときなどには、必要な情報資源だけを取り出して利用することもできます。

もちろん必要な部分だけを参考にするのもよいですし、これら以外にも情報資源(リソース)はたくさんありますから、図書館員にお尋ねください。

(Created 2023.4)

I. 下調べ 事前調査

どんなテーマでも初めて調べる時は、まずそのテーマ(内容)は何かを知る必要があります。百科事典や専門事典などによって、基本的な知識を確認してテーマの概略をつかみましょう。
そして調査と並行して、「II. 情報集め(文献調査)」に使う「キーワード(検索語の候補)」を集めましょう。
こうした資料やインターネットの情報源には、詳しく調べるために便利な参考文献のリストや、代表的な本、雑誌論文が紹介されているかもしれません。資料に付いた引用・参考文献リストをチェックしておきましょう。

A. 百科事典

日本大百科全書. (JapanKnowledge ジャパンナレッジ)

学内から 学外から 理論 歴史 方法論 応用 BIB

表示されるページの右上「ログイン」ボタンをクリックしてご利用ください。

『ジャパンナレッジ』は、百科事典や言語辞書、専門用語辞典、現代用語集などの辞書・事典を一度に検索できるデータベースです。ひとつのキーワードから各コンテンツを横断検索し、また本文閲覧も可能です。課題調査やレポート作成などに活用することもできます。

アクセス方法
  1. 利用している端末によって、「学内から」「学外から」ボタンを選択
    *「学内から」・・・図書館のデータベースPC、本学の全学Wi-Fiへ接続したデバイス、情報教育センターのPCなど、学内LAN接続の端末
    *「学外から」・・・学内食堂のWi-Fiへ接続したデバイス、自宅パソコン、スマートフォンなど、学内LAN未接続の端末
  2. 「ログイン」ボタンを選択
検索方法

キーワード欄に探したい「キーワード」を入力し、検索

検索例: “人工知能” で見出し検索を行うと83件がヒットする。
『日本大百科全書』では、人工知能の歴史を3期に分け解説しているほか、研究分野とその特徴、現状と課題に関して述べている。
『世界大百科事典』では、研究の歴史、方法論、応用的研究、今後の動向などについて述べており、図版「人工知能方法論の基礎と応用分野との関連図」で各分野との関連も確認できる。語釈の最後に索引語が付されており、クリックすると見出し検索ができる。(2022年12月1日現在)

B. 専門事典・辞書

人工知能学大事典. 共立出版. 2017.

理論 歴史 方法論 応用 社会 BIB

基礎理論から応用事例まで770項目を収録した中項目事典。
項目はテーマ毎に章分けされ、哲学、認知科学、脳科学、バイオロジー、ロボティクス、教育支援、ゲーム、産業応用など21のテーマ(側面)から人工知能に関する項目を探すことができる。

[所在]レファレンス[和]/長 > 00713/J52-1
[NCID]BB23972931

AI事典. 第3版. 近代科学社. 2019.

理論 方法論 応用 社会 BIB

「イベント・人物」「汎用人工知能」「機械学習」「AIにおける論争」「シンギュラリティ」「環境知能」「ヴィジョン」「ロボット」「創作する知能」「ゲーム」「社会デザイン」「コミュニケーション」「脳」の13テーマに章分けされ、それぞれのテーマに沿った項目により構成されている。
他のレファレンスブックに比べ、応用事例に関する項目を多く採録している。
項末に参考文献、巻末に索引あり。

次の方法で閲覧できる。

●電子ブックを閲覧する
アクセス方法
  1. 利用している端末によって、「学内から」「学外から」ボタンを選択
  2. 「電子資料を表示」アイコン、もしくは「IDENT」欄のリンクを選択する。
  • 学内から・・・図書館のデータベースPC、本学の全学Wi-Fiへ接続したデバイス、情報教育センターのPCなど、学内LAN接続の端末
  • 学外から・・・学内食堂のWi-Fiへ接続したデバイス、自宅パソコン、スマートフォンなど、学内LAN未接続の端末

C. 入門書

はじめてのAIリテラシー : 基礎テキスト. 大日本図書, 2021.

理論 社会 

内閣府、文部科学省、経済産業省が制定した数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)に準拠した学習項目で構成され、AIリテラシーの基礎知識を広く取り扱っている。AIとどのように付き合っていけば良いのか、どう活用するのか、どういう理屈で動いているのかなどを平易に解説している。
出版社ウェブサイトでサンプルファイルをダウンロードできる。巻末に索引あり。

[所在]書庫A/長 > 00713/O39 || B1/星 > 00713/O39
[NCID]BC08223051

イラストで学ぶ人工知能概論. 改訂第2版. 2020.

理論 歴史 方法論 応用 

立命館大学情報理工学部教授・谷口忠大氏による人工知能概論テキスト。
ある程度の数学知識は必要となるものの、キャラクターを登場させ、その育成を目的とするストーリーが設定されており、提起される問題を解決しながら主要テーマの知識を深めて行くことができる。機械学習、ニューラルネットワーク、深層学習、自然言語処理、記号論理など、さまざまな切り口から人工知能を解説。章末にブックガイド、巻末に索引あり。
専用のウェブサイトでは、講義動画・スライド、講義資料、正誤表なども公開している。

[所在]書庫A/長 > 00713/TA87/ア||B1/星 > 00713/TA87-1
[NCID]BC04782062

基礎から学ぶ人工知能の教科書.

理論 歴史 方法論 応用 

知能情報学を専門とする福井大学教授・小高知宏氏による人工知能の入門書。基礎技術と具体的応用を体系的に扱う。
人工知能の概要や歴史といった基礎的事項から、諸領域にあたる機械学習、知識表現・推論、ニューラルネットワーク、深層学習、自然言語処理、画像認識への応用などさまざまな側面から人工知能を考察。数式をあまり使わず解説しているため文系学生にも理解しやすい。
出版社ウェブサイトでサンプルコードのファイルをダウンロードできる。巻末に参考文献、索引あり。

[所在]書庫A/長 > 00713/O17||B1/星 > 00713/O17
[NCID]BB28948752

エージェントアプローチ : 人工知能. 第2版. 2008.

理論 歴史 方法論 応用 

人工知能の広大な領域を網羅した定評あるテキストで、この分野における既存研究の把握にも適している。
内容は「人工知能」「問題解決」「知識と推論」「プランニング」「不確実な知識と推論」「学習」「対話・知覚・行為」「結論」の8部構成となっており、トピック毎に理論や応用例を詳述している。重要な用語が本文横の余白に抜き出されており、文献探索の際のキーワードとしても使うことができる。
ウェブサイトが設けられ、原著各版・翻訳版の目次などを確認できるほか、練習問題、python・Java等のコード、人工知能関連の情報資源など有用なツール・情報を提供している。

[所在]書庫A/長 > 00713/R89/ア ||星 > 所蔵なし
[NCID]BA86321781

D. 雑誌

雑誌は、トピックの最新動向のほか、過去にどんな視点で文献(論文、記事)が発表されたのかを確認できます。

なお、今年刊行されたものと古いものの配架場所が異なります。当館にない雑誌は、論文・記事コピーの取り寄せ(文献複写)や、所蔵する他館での閲覧(紹介状の発行)もできます。詳細はレファレンスデスクへ、お尋ねください。

人工知能.

学内から 学外から  理論 方法論 応用 社会 

隔月刊。人工知能学会発行の学会誌。
国立研究開発法人科学技術振興機構J-STAGEで電子版の閲覧・ダウンロードが可能。ただし、発行より2年以内の巻号には個人会員認証コンテンツとなっている記事が含まれる。
冊子版は長久手本館に所蔵あり(内容は電子版と同じ)。

[所在]バックナンバー室/長 > し || 星 > 所蔵なし
[NCID]AA12652467

人工知能学会論文誌.

学内から 学外から  理論 方法論 応用 社会 

隔月刊。学会員による論文をまとめ編集したもの。2001年1月に学会誌から分離されオンラインジャーナルとしてJ-STAGEで公開をしている。
英語論文の一部は、情報科学技術情報を世界に向けて合同で発信するために設立された「Information and Media Technologies編集運営会議」が運用する合同英文論文アーカイブで公開している。
冊子版は長久手本館に所蔵あり(内容は電子版と同じ)。

[所在]バックナンバー室/長 > し || 星 > 所蔵なし
[NCID]AN10067140

Artificial intelligence.

学内から 理論 歴史 方法論 応用 社会 

月刊。1970年創刊、Elsevier社が発行する人工知能の専門誌。
応用分野を問わず広くAIをテーマとする記事を収録している。
ScienceDirectで創刊号以降の目次・書誌・抄録を確認できるほか一部記事は全文の閲覧、ダウンロードが可能。。

II. 情報集め 文献調査

テーマについて、おおよそ理解ができたら、次は「I. 下調べ(事前調査)」で集めたキーワードを検索語として、関連文献を探します。

ここで紹介する各情報資源の解説には、検索語の例を挙げています。
ヒットした結果が多すぎる(少なすぎる)場合や目的にあった文献がヒットしない場合などは、複数の検索語を組み合わせる、検索語を変更する、絞込み等の条件指定を行う、件名を使って検索するなど検索方法を変えてみると良いでしょう。
各情報資源の詳しい使い方や、当館に所蔵がない文献の入手方法は、レファレンスデスクで案内しています。

A. 愛知淑徳大学図書館の資料を探す OPAC

図書館が所蔵する資料を調べるためのオンラインツールのことを、OPAC(オーパック Online Public Access Catalog)と呼びます。

愛知淑徳大学図書館 OPAC.

学内から 学外から 理論 歴史 方法論 応用 社会 情報源

本学図書館の図書・雑誌・電子ブック・電子ジャーナル・視聴覚資料を検索できる。
検索の際はキーワードだけでなく、資料の主題を示す語彙「件名」を用いて検索すると良い。
当館では、国立国会図書館件名標目表(NDLSH)米国議会図書館件名標目表(LCSH)を採用。

検索方法
  1. 図書館ウェブサイトトップページ「OPAC」タブにある「詳細検索」を選択
  2. 件名欄に「人工知能」を入力し、検索
    *検索範囲を絞り込むためには、トピックの範囲を限定するキーワードを一緒に入力
    *「詳細検索」を選択し、条件を複数指定して検索する事も可能
  3. 検索結果が表示される。その中から該当する資料を探す
  4. 資料タイトルを選択して、資料の詳細情報を確認
    検索例:"人工知能" で検索すると347件(図書: 334件, 電子ブック: 10件, 視聴覚: 3件)ヒットする。(2023年2月1日現在)

そのほかの件名としては”ニューラルネットワーク”、”深層学習”、”機械学習”、”自然言語処理”、”Artificial intelligence”、”Neural networks (Computer science)”、”Deep learning (Machine learning)”、”Machine learning”、”Natural language processing (Computer science)” などがある。

OPACを使う以外に、分類記号007.13(人工知能. パターン認識)、007.632(エキスパートシステム)、141.2(感覚. 知覚)、548.2(コンピュータ[電子計算機])などの書架をブラウジングするのも良い。

B. レファレンス資料を利用して探す

索引や書誌などのレファレンス資料は、調査・研究に必要な情報を広く調べるときに、とても便利です。
下調べで集めた情報以外から、もっと情報を集めたい時に活用しましょう。

ScienceDirect.

学内から 理論 歴史 方法論 応用 社会

Elsevier社が提供する電子リソースのプラットフォーム。
「Physical Sciences and Engineering」「Life Sciences」「Health Sciences」「Social Sciences and Humanities」といった大分類の下、論文、レビュー、レポートなど様々な情報資源を格納している。
約140万件はオープンアクセスとなっており、本文の閲覧・ダウンロードが可能。

トップページに表示されるKeywordsの検索ボックスに “Artificial intelligence” と入力し検索すると224,851件ものヒットがあるため、検索語を組み合わせるか結果一覧の左に表示される絞り込み機能を利用すると良い。

絞り込み機能を使った場合、例えば、Yearsを “2023”、Article typeを”Research articles”、Publication titleを”Computers in Human Behavior” と選択して絞り込むと31件、Yearを”2023”、Subject areasを”Decision Sciences”、Access typeを”Open access & Open archive” で105件まで絞り込むことができる。
なおAdvanced Searchでは論題、引用文献、ISSN/ISBNなどから検索することも可能。(2023年2月1日現在)。

CiNii Research.

学内から 学外から 理論 歴史 方法論 応用 社会 情報源

国立情報学研究所(NII)が運営する論文、図書、博士論文、研究データ、プロジェクトなどを横断的に検索するためのデータベース。
Japan Link Center、学術機関リポジトリデータベース、雑誌記事索引データベースをはじめ、国立国会図書館デジタルコレクション、医中誌Web、日経BP記事検索サービス、科学研究費助成事業データベースなど豊富なデータソースから様々なタイプの文献・情報を入手することができる。

人工知能分野に関しては最新の動向を把握することが重要であり、研究データやプロジェクト情報の入手にも有効なツールとして活用できる。

アクセス方法 (学内者の方は、次の方法でアクセスしてください。)

利用している端末によって、「学内から」「学外から」ボタンを選択
* 学内から ・・・図書館のデータベース端末、情報教育センターの端末など、「学内LAN接続」の端末
* 学外から ・・・Wi-Fiでネット接続の端末、自宅パソコン、スマートフォンなど、学内LAN「未接続」の端末

検索方法【論文を探す場合】
  1. 黒い枠内の下にある「すべて」を「論文」に切替え
  2. フリーワード欄に探したい文献の「キーワード」を入力し、検索
    *検索範囲を絞り込むためには、トピックの範囲を限定するキーワードを一緒に入力
    *「詳細検索」を選択し、条件を複数指定して検索する事も可能
  3. 検索結果が表示。その中から該当する論文を探す

〈参照〉CiNii Research マニュアル「キーワードによる論文検索方法」

検索例:“人工知能”で検索すると、研究データ6件、論文59,467件、本1,664件、博士論文84件、プロジェクト2,928件がヒットする。
本文リンクの有無、資源種別、期間、言語、データソース種別で絞り込みをすると良い。

また、データ種別ごとに詳細検索の項目が異なっており、例えば、プロジェクトを検索する場合は、研究課題名や研究者番号、研究課題・領域番号などからも検索できるようになっている。(2023年2月1日現在)

AI白書. 2023.

方法論 応用 社会 情報源 BIB

AI白書編集委員会編。AIの技術、利活用、制度・政策などの取り組みに加え、DX、人材育成といった関連トピックに関しても解説しており、幅広い視点から国内外の人工知能の動向を把握できる。
参考資料として国内のAIベンダー企業一覧を掲載している。参考文献あり。

[所在]レファレンス[和]/長 > 00713/A24/2023) || 星 > 所蔵なし
[NCID]BD02068601

C. 他の図書館の資料を探す

自分の所属する図書館に利用したい資料がない場合は、他の図書館に所蔵がないか調べて見ましょう。
そのように探し出した文献は、所蔵の図書館で利用したり、取り寄せたりすることができます。
利用には手続きが必要です。レファレンスデスクまでお問い合わせください。

WorldCat Discovery Services. [ワールドキャット ディスカバリー サービス]

学内から 学外から 理論 歴史 方法論 応用 社会 情報源

米国オハイオ州ダブリンに拠点がある共同目録作成体(書誌ユーティリティー)WorldCatが収録する多様な資料データや、各種契約データベースを一括で検索できるディスカバリーサービス。本学の所蔵だけではなく、世界中の参加館が蓄積した資料データを検索することができる。

図書館ウェブサイトトップページの〈ディスカバリー〉タブをクリックし、〈詳細検索 Advanced Search〉を選択。
検索インデックスのプルダウンから〈件名フレーズ〉を選び、検索語を入力する。
検索語として使用する件名は、米国議会図書館件名標目表(LCSH = Library of Congress Subject Headings)国立国会図書館件名標目表(NDLSH)などを参考にすると良い。

件名フレーズ“Artificial intelligence”では30万件以上のヒットがあるため、”Data processing”、”Industrial applications”、”Medical applications”などの細目を検索語に追加すると良い。
”Data processing”追加で書籍35件、記事・章42件、アーカイブ資料20件など、”Industrial applications”で書籍29件、記事・章38件、アーカイブ資料12件などのヒットがある。

また画面左フレームの絞込項目において、フォーマット、内容タイプ、発行年、データベース、言語などを指定して絞り込んでも良い。オープンアクセスおよびフルテキスト入手可能な資料に関しては、ソースデータへのアクセスアイコンが表示されている。(2023年2月2日現在)

 

III. 有用なウェブサイト

従来の図書館資料だけではなく、ウェブで公開されている情報資源にも有用なものがあります。これらには、図書館資料・ウェブ情報資源をへだたりなく取り扱っているものもあります。

情報処理推進機構(IPA).

方法論 応用 社会 情報源

IT社会の潮流や技術動向を捉え、社会課題の解決、情報セキュリティ対策、IT人材育成などの活動に取り組む情報処理推進機構のウェブサイト。

DX(Digital Transformation)推進に必要となる戦略・人材・技術や企業の施策、今後の課題などについて取りまとめた『DX白書』はじめ、『IT人材白書』『AI白書』『情報セキュリティ白書』などIPAが刊行する書籍、報告書、ツール・教材等を入手できる。

AI戦略. 内閣府.

応用 社会 情報源

政府が取りまとめた「人間中心のAI社会原則」の三つの基本理念を背景とするイノベーション政策強化推進のための有識者会議「AI戦略(AI戦略実行会議)」の文書をまとめている。

  1. 人間の尊厳が尊重される社会(Dignity)
  2. 多様な背景を持つ人々が多様な幸せを追求できる社会(Diversity & Inclusion)
  3. 持続性ある社会(Sustainability)

他にも「人間中心のAI社会原則会議」、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度検討会議」など、内閣府における会議議事録・要旨、配付資料などを公開しており、AIの国内外の動向、政策等の情報を入手できる。関連リンク集あり。

AI Japan R&D Network.

方法論 応用 社会 情報源

国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)が運営する人工知能研究開発ネットワークのウェブサイト。
主に国内で発信されるAI関連の情報を取りまとめ公開している。

カテゴリ「Technologies」のページに技術開発、調査・研究情報がまとめられており、”Fundamental/Theoretical research”、“Audio /visual processing”、“Knowledge acquisitions and sharing”、”Natural language processing”、“Robotics”、“Machine learning”、“Other Technologies” といった分類ごとに記事を閲覧することができる。
政府や研究機関等で公開している資料・教材へのアクセス情報などもある。