■学部の教育:フィールドワーク
★学外教育フィールドワーク2006の記録:(FWU国内調査実習A)
■はじめに
焼き物の街・常滑。「日本六古窯」の一つとして、古くから栄えた窯元が散在する街です。昔は、大甕や壺を焼き、庶民の日常生活の器をつくっていました。そして、常滑で焼かれた甕や壺は、廻船で日本各地に運ばれていた、と聞きます。また、明治期になると、土管をはじめ、焼酎瓶、ロケット燃料生産のためのロ号、地下埋設ケーブルを保護する電纜管といった、いまでは、ちょっと想像がつきにくいものまで、焼いていました。
秋晴れの一日、フィールドワーク実習授業で「焼き物散歩道」を歩きました。面白い道です。焼き損じの製品が、土留め、民家の基礎などとして再利用されているのです。製品ばかりでなく、焼成窯をふさぐダンマ、焼台のケサワやパン、製品に灰がつかないように保護するエゴロなども街のあちこちに見かけます。常滑は、このように「生活の風景」を色濃く残しているのです。
街歩きで出会ったNPO「とこToko」の中山守さんからは、この常滑の魅力を語っていただきました。また、SPACE「とこなべ」を訪ね、杉江恵子さんからは、まちづくりの熱い思いを語っていただきました。たった1日の取材、それも行き当たりバッタリの取材。でも、得るものは大きかったです。
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焼き物の街・常滑でFW
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焼き物散歩道を歩く
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焼酎瓶の垣を見る
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SPACE「とこなべ」で
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■調査の記録
■9月28日快晴
10:00、常滑の陶磁器会館前に集合
常滑をフィールドワーク
「焼き物散歩道」の生活文化遺産について調査
NPO「Toko」理事・中山守さんにインタビュー調査
SPACE「とこなべ」杉江恵子さんにインタビュー調査
15:30、陶磁器会館前で解散
■参加学生の感想
【佐藤愛里】常滑では、同じ焼き物の町でも瀬戸とは違うまちづくりをみることが出来ました。その具体例の一つとして煙突があげられます。瀬戸では煙突はあまりみられませんでしたが、今回の常滑ではいろいろなところで昔の面影そのままの煙突をみることができました。まちはその地の住民によってこんなにも表情を変えるのかと驚きました。とてもよい勉強になりました。
【庄司雄紀】焼き物、陶磁器の町で有名な常滑市は、焼き物の使い方を現代風にアレンジして時代にあった使い方をしていて、現代と調和させる工夫がみられた。今の常滑を支えているのは焼き物を守ろうとする市民の活動が大きいと感じた。また、中部国際空港ができたことにより、外国人が初めて見るのが常滑といえるから、日本の代表的な町にもなったとFWを通して感じた。
【鈴木貴政】当日は見事な秋晴れで、非常に楽しくフィールドワークを行なうことができました。常滑は焼き物の町ということで、私は前回の瀬戸の町と同じ様な町なみをイメージしていました。しかし、訪れた際に受けた印象は瀬戸の町とは大きく違ったものでした。ドンと立ち並ぶ煙突、積み上げられた瓶、土管やダンマで組み上げられた塀。焼き物という繊細な仕事をなりわいとしていたにも関わらず、町の雰囲気はダイナミックで賑やかです。これが焼き物の町でも常滑ならではの良さなのだろうと感じました。
【津留崎智洋】常滑は瀬戸と同じ焼きももの町でしたが、瀬戸とは違い焼き物をさりげなくリサイクルしているところが面白かったです。あと、焼き物の工場が点在していたので、あちこちに煙突が見えてとても趣のある風景も楽しむことができました。町を歩いていてもほのかに土の香りを楽しむことができました。今回のFWはどこをとっても楽しいことばかりでした。
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