愛知淑徳大学図書館パスファインダー: 英語学
このパスファインダーは英語学に関する「何か」を調べたいときや、レポートや論文を書くために必要な資料・情報収集のお手伝いをする「道しるべ」です。英語学には言語学的側面について研究されているものと、英語をことばとして習得する際の学習や教育法について研究されているものとがあります。このパスファインダーでは言語学的側面から見た「英語学」を中心に作成しました。パスファインダーには図書館の資料や、インターネット上に提供されている文献、データベース、出版情報やリンクなど選りすぐりの資料・情報が掲載されています。パスファインダーは『レポート・論文の書き方』に基づいて作成していますので、ステップを確認しながら利用することをお勧めします。もちろん必要な部分だけを参考にすることもできますし、これら以外にも情報資源はたくさんありますので図書館員にお尋ねください。
I.下調べ(事前調査)
A. 百科事典
平凡社大百科事典.1984-1991.
16巻が索引。 索引語として「英語」-- 2巻448ページ。関連して「アメリカ英語」 -- 1巻488ページ、「イギリス」 -- 1巻829ページ、「インド」 --2巻58ページ、「インド・ヨーロッパ語族」 --2巻109ページなどがある。この他「音声学」「アクセント」「発音」「文法」「意味論」「形態学」「音韻論」「構文論」「シンタクス」「方言」なども索引語としてある。NCID:BN0096699
031/H51
レファ[和]/長
ブリタニカ国際大百科事典. 1991.
「英語」 --2巻804-817ページ。28巻の総索引には関連主題として「アクセント」「音声学」「文法」「言語」「言語学」「音韻学」「統辞論」「意味論」などの見出し語がある。参考文献の巻では249ページに「英語」に関する文献リストあり。 NCID:BN07178902星が丘分館は改訂版(1988)のものを所蔵するが見出し語の掲載個所は同じ。NCID:BN00986953
031/B92
031/B92/ア
レファ[和]/長 4Fレファ/星
JapanKnowledge ジャパンナレッジ.
検索ページで「英語」と入力すると、「1.英語の成立」「2.系譜関係」「3.時代区分と各時期の特色」「4.現代英語の特色」「5.アメリカ英語の特色」などの内容にリンクしているページが表示される。関連主題として「言語学」も参照するとよい。内容は「1.言語学略史」「2.研究分野」「3.研究施設」ほかが含まれる。このほか掲載論文のページには関連するウェブ情報資源へのリンクと参考文献が掲載されていて便利。英語ならびに関連する言語学関連の簡単な概略を得ることができる。
http://www2.aasa.ac.jp/org/lib/j/netresource_j/resource_j.html
DB/長 愛知淑徳大学内LANに接続されたパソコンで利用可
The encyclopedia of language and linguistics. 1994.
語学や言語に関連する2400件に及ぶ論文が収録されている。10巻に主題索引(Subject index)と論文の主題別リスト(Classified list of entries), 人名索引(Name index)がある。 NCID:BA21461093 ※第2版(2006)もあり
803/A92/803/E581
B2/星 書庫D[洋]/長
The linguistics encyclopedia. 1991.
言語学各主要分野の概略がつかめる。参考文献リスト”Bibliography"(504‐542 ページ)あり。 NCID:BA13303326
803/MA39/A803/L641
4Fレファ,B2/星 レファ[洋]/長
B. 辞書(一般・専門)
大修館英語学事典. 1983.
英語学の各分野にわたり概略と方法論の説明がある。主な内容は「言語研究の方法」「英語史」「雄人論」「文法論」「意味論」「修辞学と文体論」「辞書論」「正書法」「英語教育」「世界の英語」「英語学者略伝」「英語学史年表」。巻末に参考文献リストと要語対照表(英和)あり。NCID:BA00086599
8303/MA83
4F , 4Fレファ/星 レファ[和]/長
英語学用語辞典. 1999.
英語学書・論文に現れる言語学の用語を定義している。英語の用語の解説と別に「日英対照用語表」がある。698-753ページに参考文献リストあり。 NCID:BA39606571
8303/A64
8303/A641
4F/星 4Fレファ/星 レファ[和]/長
英語学要語辞典. 2002.
英語用語に対しての解説に参考文献の紹介もある。巻末に「日英用語対照表」と「参考文献」(p.731-819)があるのでさらに詳しく調べたい時に便利。NCID:BA6017155
8303/TE62-1 8303/TE6
4Fレファ/星 レファ[和]/長
新英語学辞典. 縮刷版. 1987.
英語学全般にわたる主要な概念・事項・用語を解説している。ここ数十年の新しい言語理論にも多くのスペースを割いた。巻末に「主要英語辞典解説」「主要定期刊行物案内」「参考文献」「日英用語対照表」がある。 NCID:BN02034814
8303/O88/ア 8303/A64/C
4Fレファ, 4F/星 レファ[和]/長
ヨーロッパ言語事典. 2003.
現在および過去にヨーロッパで用いられたことのある300あまりの言語・言語群を網羅した事典。それぞれの歴史、文法、発音について詳述している(Amazon.co.jpのページから)。英語に関しては主に歴史と他言語からの影響や方言区分についての簡単な説明が92-109ページにある。関連言語を参照する際にも一冊にまとまっているので便利。原著が星が丘図書館に所蔵あり(B2/星 803/P93)。NCID:BA63053093
809/P93
4Fレファ/星 レファ[和]/長
C. 代表的な本
英語学大系. 1975‐1990.
英語学全般を扱う。全15巻で第1‐2巻「音韻論」、第3-4巻「文法論」、第5巻「意味論」、第6巻「英語学の関連分野」、第7巻「語彙論」、第8-10巻「英語史」、第11巻「音韻史」、第12巻「英語学と英語教育」、第13巻「英語学史」、第14巻「言語学史」、第15巻「総索引」各巻末に参考文献あり。第15巻には術語対照表(和英)及び、人名索引と事項索引がある。NCID: BN00437172
8308/E37/
4F/星 書庫B/長
英語総合研究:英語学への招待. 改訂版.1992.
”対象は大学・短大で英語関連の分野を専攻しようとしている人たち、あるいは、広く一般に英語に関心を持つ人たちに置いた” 本書「はしがき」から.。NCID:BN0769754
8301/H36
4F/星
英語学の基礎. 1997.
”英語学の大学生を対象にし、多様な観点から英語にアプローチして、英語学の基礎的な知識を習得させるために編集された。英語学に親しみ興味と関心をだいてもらうために、専門用語の使用は極力抑えて説明を多くし…”と本書の「まえがき」にあるように、英語学の主要な分野の入門的テキスト。NCID: BA30556703
8301/Y86
4F/星
理論言語学. 1973.
JohnLyonsによる『Introduction to theoretical linguistics(書庫D/長 801/L99)』の翻訳本。どんな言語の言語学を勉強する人にも参考になる入門書。言語の構造、言語音、文法単位、文法構造・範疇・意味構造など、現代の言語理論において主流になる概念を解説している。 NCID:BN00166086
801/L99/A
4F/星
英語学入門. 2001.
大学・短大の「英語学概論」の教科書として新しく書き下ろされたものである。従来の類書ではほとんど(あるいは、不十分にしか)論じられたことのない、英語のフォニックス、認知意味論、メタファー論、情報構造、日英語の比較などを含んでいる点で、いま最もup‐to‐dateな英語学入門である。-- Kinokuniya BookWebからNCID:BA54418067
8301/A47
書庫B/長
A linguistics workbook.4th ed. 2001.
英語の言語学、すなわち英語学が概観できるテキストです。形態論、音声学、音韻論、統語論、意味論、語用論から社会言語学的側面まで、現代英語学の幅広いフィールドを網羅しています。英語自体は、辞書を使えば苦労なく読めるでしょう。日常触れている「言語」というものについて興味深く考えることができます。Amazon.co.jpのレビュアーchatbrunさんのコメントから一部引用NCID:BA54106122
807/F15/ア
書庫D[洋]/長
D. 雑誌タイトル
英語青年
月刊雑誌で”100余年の歴史をもつ日本最古の英語総合雑誌。大学・高校・中学の教員および英語・英文学専攻の学生が中心読者”。--2004年版雑誌・新聞総カタログから。
バック/長
E. その他
英語年鑑.2003年版.
「英米文学各界の回顧と展望」の項に英文学各分野(音声学・音韻論・形態論、英語史、総論編、意味論、文体論など)について主要な分野での研究動向や論文の紹介がある。101‐156ページに「英語学・英文学関係者個人研究業績一覧」あり。英語学関連の発表論文・図書など(2003年版は2001年4月から2002年3月までのものを収録)を見ることができる。 注:最新版が参考/星 レファ/長にある。旧版は年代によって排架場所が星ヶ丘・長久手共違うのでOPACでチェックしてください。 NCID:BN14903681
830/E375/2003 830/E375/2003
書庫A集[和]/長 4F/星
II. 情報集め(文献調査)
A. 愛知淑徳大学図書館の資料を探すOPAC
身近にある図書館の資料に自分が集めようとしている文献や情報があるのかどうかを調べましょう。*図書館資料を調べるためのオンラインツールのことを、”OPAC(オーパック)”と呼びます。
愛知淑徳大学図書館OPAC (http://cat.lib.aasa.ac.jp/mylimedio/search/search-input.do)
より具体的なテーマや主題に限定して検索する方法として≪件名≫が 有効です。図書館サイトのトップページの、「OPAC検索」横の「詳細検索」をクリックして、<件名>に入力すると、”英語学(124 件)”、”英語 形態論 (3件)、”英語 音韻(17件)”、”英語 構文論 (41件)”、”英語 意味論 (23件)、“英語 方言(13件)”などテーマにあったものを確実にヒットさせることができます。(カッコ内はヒット件数)。 英語の資料だと、”English language phonetics (22件)”、”English language syntax(98件)”、”English language Semantics(51件)”などがヒットします。 (2004年10月14日現在)
※本学では英語学関係の図書館資料が豊富なのでキーワード検索では資料がヒットしすぎて、そこから選び出すことが大変になる可能性があります。例えば”英語学”と入力すると、図書だけで381件ヒットします。(2004年9月29日現在)
<件名>の仕組みについてはこちらをご覧ください。
分類記号で資料を調べたい人は831か8311(音声)、832(語源、意味論)、834(語彙)、835(文法)、8362(修辞法)、838(方言)などを「詳細検索」入力画面の<請求記号>の欄に入力するとこれらの主題に関連する資料を検索することができます。また、これら分類記号がついている本を直接書架でブラウジングすることもできます。
<分類記号>についてもっと詳しく調べたいひとはこちらをご覧ください。
1.国内で出版された文献を探す
従来の図書資料のようなものだけではなく、ウェブ上に公開している情報資源も「出版されている」とみなされます。ウェブ上に公開されている書誌は図書館資料・ウェブ情報資源を隔たり無く取り扱っているものも増えています。
MAGAZINEPLUS.
「英語学」と入力すると3,000件近くヒットする。検索範囲を絞り込むためにはより限定した主題範囲のキーワードを入力する。例えば「英語」 と「音声学」では259件、「英語」と「意味論」で231件、「英語」と「文法論」で23件、「英語」と「文体論」で38件、「英語と語彙論」で17件、「英語学と音韻論」16件、 「英語と構文論」4件など。 (2004年10月14日現在)
http://www2.aasa.ac.jp/org/lib/j/netresource_j/resource_j.html
愛知淑徳大学内LANに接続されたパソコンで使用可。
英語史・歴史英語学 :文献解題書誌と文献目録書誌 1997.
1995年までの発表された英語史・歴史英語学分野の文献解題と文献目録。巻末に著者名索引がある。NCID:BA318003014
8303/TE62/3
4Fレファ, 4F/星
言語学. 1998-2000.
英語学文献解題シリーズの第1巻-第2巻で18世紀から20世紀にわたる言語学研究を扱っている。それぞれ2部構成で、第一部が各言語学分野を代表する言語学者の作品を中心とした基礎文献の解題で、第2部は著者順の文献目録になっている。NCID:BA35497044
8303/TE62/1
8303/TE62/2
4Fレファ, 4F/星
わが国における英語学研究文献書誌.1900‐1996. 1998.
1900年から1996年に出版された英語学に関する著訳書・論文・研究ノート等が収録されている。文献は20の主題に分かれて収録されている。「文字・綴り字・句読法」「音声学・音韻論」、「形態論」、「統語論」、「語彙・語形正論」「人名・地名研究」「辞書学・辞書編纂論」「意味論・語用論」「文体論・韻律論・修辞学」「方言学(イギリス英語)」「特殊辞典・コンコーダンス」「アメリカ・カナダ英語」97-100ページは英語学関連の書誌のリストがある。NCID:BA38522079
8303/TA26
4Fレファ/星 レファ[和]/長
2.国外で出版された文献を探す
従来の図書資料のようなものだけではなく、ウェブ上に公開している情報資源も「出版されている」とみなされます。ウェブ上に公開されている書誌は図書館資料・ウェブ情報資源を隔たり無く取り扱っているものも増えています。
Linguistics : a reference bibliography. (http://www.library.cornell.edu/olinuris/ref/ling.htm)
米国コーネル大学図書館で作成している言語学関係の書誌でこの分野の資料や情報資源を網羅的にリストしている。
Librarian's index to the Internet : English language. (http://lii.org/search/file/english)
英語学に関連するウェブ上の有用な情報資源を紹介している。 Advance searchを選んで"Subject"のフィールドにLCSHを入力し検索するとより限定した内容の情報資源を検索することができる。LCSHについてはhttp://www2.aasa.ac.jp/org/lib/j/netresource_j/docs/lcsh_j.htmlを参照、LCSH自体は長久手図書館レファレンス資料コーナーにある。(レファ[洋]/長 014495/L61/ケ)
B. 他の図書館の資料を探す
自分の所属する図書館に利用したい資料がない場合は、他の図書館に所蔵がないか調べて見ましょう。そのように探し出した文献は、所蔵する図書館で利用したり自分の所属する図書館に取り寄せることができます。利用には手続きが必要ですので、図書館レファレンスデスクまでお問い合わせください。
NDLOPAC : 国立国会図書館蔵書検索・申込システム. (http://opac.ndl.go.jp/)
「一般資料の検索(拡張)」を選び「書誌拡張検索」画面で「件名」の入力欄に以下入力すると、「英語学」282件、「英語 文法」739件、「英語 アクセント」11件、「英語 語源」53件、「英語 方言」14件、「英語 意味論」46件、「英語 形態論」12件などがヒットする(2004年10月14日現在)。このほか英語の関連した件名は「国立国会図書館件名標目表 第5版」(レファ[和], 書庫A/長 014/KO49-1/イ)を参考に検索するとよい。
III. そのほかの有用なサイトやリンク
Linguistic resources on the Internet. (http://www.sil.org/linguistics/topical.html)
少数言語を中心とした研究やそれら言語に関連する資料などの保存を支援しているSIL Internationalが作成している。ウェブ上に公開されている言語学関連の情報資源のリンク集で英語学に関連したものも紹介がある。分野としてはSpeech and Phonetics, Phonology, Morphology, Grammar and Syntax, Text Analysis and Corpus Linguistics, Semantics and Semiotics, Lexicography and Dictionaries, Languages and Language Families, Language Rights, Pedagogical Resourcesを網羅している。
Mary D. Taffet's Home Page: WWW sites for students of introductory linguistics. (http://web.syr.edu/~mdtaffet/student_sites.html)
学生向きの英語学関連の資料を網羅しているリンク集。
Linguistics, Natural language, and Computational linguistics Meta-index. (http://www-nlp.stanford.edu/links/linguistics.html)
スタンフォード大学で作成している言語学関連のリンク集。
(20041102)