ビジネスコミュニケーションとは
「事業目的の達成に貢献する、もしくは自身の仕事の成果を上げる」という目的にたって、「最終的には自分が提供するサービスで相手に満足を与える、あるいは自分の提案で相手の問題を解決する、計画しているプロジェクトを進行させる」というように自分が望む報告を提示し相手から合意を得て満足を提供することです。※『対話力を伸ばすビジネスコミュニケーション講座』33649/KA58
要約すると「仕事を行う上で自身の仕事の目的の内容を相手に理解してもらい、相手にも満足を与えることによって自身の目標を達成すること」です。具体的には、職場内での打ち合わせ、会議の進め方、企画のプレゼンテーション、社外への営業などに関わるコミュニケーションを指します。
ファセットの解説
ビジネスコミュニケーションの全体像をつかむには、主要な構成要素を把握することが近道です。ここでは、次の6つのファセット(側面)が、近道のガイド(標識)となります。
話し方
聴き方
接し方
自己呈示
問題点、トラブル、ハラスメント、協力体制
問題解決、回避法
※調べたいことが、いずれかのファセットにあてはまるなら、アイコンを順に追って情報資源にあたりましょう。
I. 下調べ(事前調査)
どんなテーマでも初めて調べる時は、まず「そのテーマ(内容)は何か」を知る必要があります。このテーマでは視聴覚資料の活用が有効です。百科事典や主題別専門事典などを調べて、基本的な知識をおさえ、テーマの概略をつかみましょう。
それと並行して、「II. 情報集め(文献調査)」に使うキーワード(検索語の候補)のリストを作ります。できれば引用・参考文献もチェックします。
A. 視聴覚
話す技術 : 基本編/実践編 (プレジデントビジネス達人塾 : わかるできる使える) プレジデント社.

話を聞いてもらい、分かるように伝え、納得させるにはどうしたらいいかを、印象力・説明力・説得力・傾聴力の4つで例示。また実践編としてビジネスシーン別の例もある。DVD 102分
マルチ長 > 8092/H28 || マルチ星 > 所蔵なし ![]()
聞く技術 : 基本編/実践編 (プレジデントビジネス達人塾 : わかるできる使える) プレジデント社.

話を聞く時の姿勢、あいづち、質問の仕方など、積極的に話を聞くためのノウハウがわかる。聞き方によって会話の流れが変わってしまうこともあるということを、スキットを使って例示。DVD 66分
マルチ長 > 8095/KI25 || マルチ星 > 所蔵なし ![]()
B. 主題事典・辞典
社会心理学事典. 丸善. 2009.

ビジネスコミュニケーションに関連する解説として、「1.自己」「6.対人的影響」「7.コミュニケーション」「9.集団と組織」などがある。巻末に「和文事項索引」「欧文事項索引」があり、和・英対語になっている。引用文献あり。![]()
レファ[和]/長 > 3614/N772-1 || 4Fレファ星 > 3614/N772 ![]()
産業・組織心理学ハンドブック. 丸善. 2009. 
職場における問題の要因については、p.160-163に記述がある。参考文献あり。![]()
2F/長 > 36694/S63 || 4F/星 > 36694/S63 ![]()
C. 入門資料
ビジネス・コミュニケーション : 基本知識と実践スキル. 林香都恵著. 生産性出版. 2006.

入門書として最適。ビジネスコミュニケーションに必要な基本条件を網羅し、わかりやすく丁寧に解説している。
2F/長 > 33649/H48 || 4F/星 > 33649/H48 ![]()
世界一やさしいビジネスコミュニケーション : 社会人、はじめの一歩. 自由国民社. 2009.

イラストが豊富で、ビジネスコミュニケーションの基礎を平易なことばで説明し、ポイントがまとめられている。
表現技術 : ビジネスマナーと文章技法. 改訂. エスシーシー. 2009.

コミュニケーションの基本からビジネスマナー、話し方と文章のマナーの違いも説明されている。資料編として「用字・用語活用必携」が付く。
2F/長 > 33649/SC1 || 4F/星 > 33649/SC1 ![]()
「聞く力」を鍛える (講談社現代新書:1933) 伊藤進著. 講談社. 2008.

コミュニケーションというと「話す」と言うことに力を入れがちだが、「聞く」ことが重要。ノンバーバルコミュニケーションを含め、聞く力を向上させる方法を示す。
文・新/長 >コウダンシン/1933 || 星 > 36145/I891 ![]()
不機嫌な職場 : なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書:1926) 高橋克徳 [ほか] 著. 講談社. 2008.

職場のコミュニケーション不足のために起きる問題を挙げ、協力しあえる環境づくりのための方法を提案。
文・新/長 > コウダンシン/1926 || 4F/星 > 33649/TA33 ![]()
D. 雑誌
日経BP記事検索サービス (http://bizboard.nikkeibp.co.jp/daigaku/)

日経ビジネス、日経ビジネスアソシエはじめ、日経BP社が発行する雑誌には関連記事が多い。このデータベースは、これらの雑誌記事を検索、閲覧できる。
検索窓に「ビジネスコミュニケーション」と入力すると80件、「話し方」で824件、「聞き方」で188件記事がヒットする。ヒットした件数が多い場合は、検索結果右の〈Advanced Search〉で「雑誌名」「内容分類」などでさらに絞りこむとよい。
アエラ = AERA.

朝日新聞が発行するニュース週刊誌。オンライン記事データベース聞蔵 II ビジュアルにて1988年創刊号から記事検索可能だが、記者以外の著者などの許諾のない記事は本文が表示されない。
〈シンプル検索〉を選び、〈対象紙誌名〉を「アエラ」、〈発行日〉は全期間を選択する。〈キーワード〉に「ビジネス コミュニケーション」と入力すると364件、「ビジネス 話し方」で42件「ビジネス 聞き方」で5件ヒットする。(2011年3月現在)。
II. 情報集め(文献調査)
テーマについて、おおよその内容が理解できたら、次は「I. 下調べ(事前調査)」で集めたキーワードを検索語として、関連文献を探します。まずは身近な図書館から、はじめましょう。それぞれの詳しい使い方や、当館に所蔵がない文献の入手方法は、レファレンスデスクで案内しています。
A. 愛知淑徳大学図書館の資料を探す
目録(OPAC=オーパック)は、当館の図書・雑誌・視聴覚資料などを探すための必須の道具です。OPACでは〈詳細検索〉を上手に使いましょう。とくに〈件名〉は、テーマを絞って資料を探す場合に便利な項目です。
愛知淑徳大学図書館OPAC.

詳細検索で、〈件名〉に「コミュニケーション」キーワードに「ビジネス」と入力し検索すると13件の図書がヒットする。〈件名〉に「話術」で33件、キーワードに「職場 人間関係」と入力し検索すると12件(2011年1月現在)。
B. 索引・書誌などレファレンス資料を利用して探す
索引や書誌などのレファレンス資料は、研究に必要な情報を広く調べるときに大変便利です。レファレンス資料ではないけれども同じように活用できる資料も紹介します。下調べの段階で集めた情報以外に、もっと情報を集めたい時に活用しましょう。
とくに検索では、ビジネスコミュニケーションの、どの側面について調べたいのか、できるだけ具体的な言葉をキーワードにします。
CiNii (http://ci.nii.ac.jp/)

NII(国立情報学研究所)提供の論文情報データベース。学術雑誌が中心で、フルテキストで閲覧できる論文も含む。学外でも利用可能だが、学内からのアクセスの方がフルテキスト論文の閲覧範囲が広い。
詳細検索は基本的に〈フリーワード〉で、例えば、「ビジネス」と組み合わせて「人間関係」(124件)「話術」(21件)「話し方」(65件)「聞く力」(6件)、「職場」とくみあわせて「コミュニケーション」(273件)「人間関係」(395件)などを検索する(2011年1月現在)。
MagazinePlus (http://web.nichigai.co.jp/)

学術雑誌・大学紀要が収録対象になっている論文情報データベース。国立国会図書館の「雑誌記事索引」ファイルを収録するほか、「雑誌記事索引」に未収録の年報類・論文集(14,000点・62万論文)、一般誌、海外誌紙などを追加。合計で約33,000誌、1,134万件(論文・記事)を収録している。(日外アソシエーツのサイトから)
ビジネス誌を採録しているためCiNiiよりMagaginePlusの方が件数は多い。検索結果が異なるため、特徴を踏まえ、双方で検索してみるのが効果的。
検索は主に〈キーワード〉で行う。例えば、「ビジネス」と組み合わせて「対人関係」(38件)「話術」(64件)「聞き上手」(16件)「初対面」(64件)「自己表現」(47件)、「職場」と組み合わせて「協力体制」(9件)「ハラスメント」(379件)などを検索する(2011年1月現在)。
III. 有用なサイトやリンク
JapanKnowledgeの日本大百科全書.
(http://www.jkn21.com/)
図書館のトップページ〈データベース〉のプルダウンから選び、手順に従い、ログオンする。
〈基本検索〉で「コミュニケーション」で検索した結果の中ほどにある「記事・叢書系:コミュニケーションの検索結果」に有用な記事、サイトが表示される。(2011年1月現在39件)
